2019-08-14から1日間の記事一覧
本局は解説者泣かせの一局であった。 序中盤は都成四段が優勢に進めていたものの、終盤に誰の読みにも無い手を繰り出す。 まさに気が付けば勝っていた、といった一局だ。 解説の棋士 藤森さんと勝又さんが「マジか!」「藤井くん人生2周目だから…」「よい子…
本局はかなり評価値が揺れ動く展開であった。 最後は藤井聡太が決めきるものの、途中は危うい局面もあった 例えば下の局面だ 終盤も終盤のこの局面、実は評価値がマイナスになっている。 急所の金を攻めているので藤井聡太が優勢のように見えるが、ソフトに…
本局の評価グラフは圧巻というしかないだろう。 一度もマイナスに触れていない。 手数は128手に及ぶにも関わらず。 本局は中盤が長かった。 勢いのある若手は得てして勢いよく攻めたがるところ。 しかし藤井聡太は違った。 じわじわと相手を抑えていく。 一…
おかしすぎる強さでしょう。 相手の竹内四段も決して弱くはないです。 むしろ若い分、深い読みができるのですが。 評価値を見ると、完勝です。 安定しています。 しかし実は、中盤はかなり危ない場面もありました。 藤井聡太の玉がかなりむき出しになってい…
さあ、藤井聡太のプロ入り後の第三戦。 相手は詰将棋の名手、浦野八段だ。 本局は藤井聡太が積極的に攻める展開となった。 軽く桂跳ね。 しかしこの攻めが実にうるさい。 下に評価値もつけているが、中盤あたりからじわじわじわじわと藤井聡太が優勢を築いて…
藤井聡太、プロ入り後の第二戦 相手はダジャレ王の豊川さん この対局は若さ溢れる勢いのある展開です。 下の局面から、次の手は2二飛車成!! <簡単解説> 歩を1点、桂馬を3点、銀を5点、飛車を8点...などと、将棋の駒に点数をつけることができます。この…
藤井聡太さんの対局を振り返っていきましょう。 プロになって初めての対局。 お相手はご存知のとおり、加藤一二三九段です。 加藤九段は持ち味の攻めを繰り出す。 対する藤井聡太は落ち着いて相手の攻めを切らしにいく。 そして加藤九段の攻めが落ち着いた時…