観る将から指す将へ〜藤井聡太とどうぶつ将棋〜

主に藤井七段さんのプロ棋戦の棋譜の解説と、自分のどうぶつ将棋を元に振り返り兼勉強をやっていきます!

王将戦(藤井七段vs佐藤康光九段)

注目の藤井七段がベテランの佐藤九段と対局する!

局面は序盤の小競り合いが終わったところ。

桂馬と2歩の交換はどちらが得しているのか?!

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どんどん飛車を転換させて歩得を重ねていく。

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玉頭を攻める藤井七段

しかし駒の利きでは足りていない

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駒が中央に寄ったのを見透かし、遠くにと金を作るが・・・

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このと金は2四の銀と交換になる。

 

しかしこの角打ちが絶品だろうか

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一旦局面を落ち着いてから、端角を攻めていく。

この歩が間に合うのか!?

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焦点の歩で厳しい攻めを繰り出していく。

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しかしこれには8四飛車が歩切れをつく厳しい攻めとなるが・・・

 

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なんともぴったりな一手があった!!

歩切れを解消している。

この辺りは手筋の連発となる。

桂馬の犠打で角を世にだそうとする。

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ガンガン攻めていく。

 

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飛車もぶった切って攻めていく。f:id:fffukken:20190720123831p:plain

 

この辺りで藤井七段が余しているのだろうかf:id:fffukken:20190720123915p:plain

しかし際どい終盤戦だ。

歩を打って王手するが、

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なんと打った歩をそのまま成り捨てる!

1歩で1分を稼いだことになる。

藤井七段もすべてを読み切っているわけではない。

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手厚く攻める藤井七段

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自玉に詰みがないことを読み切って厳しく寄せていく。

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この局面で佐藤九段の投了となった。