JT杯(羽生九段vs斎藤王座)
かなりの好カードですね。
相居飛車の出だしから斎藤王座が引き返せない桂跳ねから攻め込んでいく!
攻めたからには攻め込んでいくしかない。
角も手放して攻め込む。
しかし羽生九段、力強い受け!
しかしこの玉上がりには用意の一手があった。
じっくりとと金を作りに行く。
この一手がつながるかどうか。
羽生九段は徹底抗戦で、自陣角を打っていく。
止まれない斎藤王座。銀を繰り出していく!
攻められれば受けに徹するのは将棋の定番。
相手の攻めを急かしに行く。
もはや桂馬は助からない。
その間にどれだけ手を作っていけるか。
うまく歩の技を駆使して手を作っていく斎藤王座!
やはり桂馬は渡せない羽生九段
この垂れ歩には金寄りで対抗する。
手筋の歩で相手の応手を訪ねる。
玉の引き場所を聞いてから馬を切って攻め込む。
検討通りに進んでいく。
桂馬も捨てて歩を入手して攻めていく。
そして渾身の勝負手が出る!
しかし金にはヒモがついているのですぐに対応しないといけないわけではない。
そしていよいよ攻め込む羽生九段
この香車は厳しい。
そして決めに行く羽生九段。
角を取って最後の大詰めだが・・・
いや、決まっているかは難しいぞ
そしてついに斎藤王座が反撃に出る。
これがどれだけ厳しいのか。
しかし及ばないか。
羽生九段がうまく攻め切って勝ち切った。