観る将から指す将へ〜藤井聡太とどうぶつ将棋〜

主に藤井七段さんのプロ棋戦の棋譜の解説と、自分のどうぶつ将棋を元に振り返り兼勉強をやっていきます!

NHK杯 藤井聡太四段 対 浦野真彦八段(2017/02/23)

本局はかなり評価値が揺れ動く展開であった。

 

最後は藤井聡太が決めきるものの、途中は危うい局面もあった

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例えば下の局面だ

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終盤も終盤のこの局面、実は評価値がマイナスになっている。

急所の金を攻めているので藤井聡太が優勢のように見えるが、ソフトには難しい手順が見えているようだ。

 

藤井聡太がその筋を読んでいたかはわからない。

検討にはやねうら王(YaneuraOu 2017 Early KPPT 4.79 64AVX2)およびelmo(WCSC27)を使用しているが、そのソフトが最善を示しているかもわからない。