竜王戦(木村九段vs永瀬叡王)
木村九段強すぎか!!!
別の棋戦では挑戦してるわ、竜王戦では準決勝まで来るわで絶好調ですか!
衰えませんね
対する永瀬叡王も好調なので、名局が期待されます
さて、相居飛車の出だしから永瀬叡王が強襲している
しかし歩が少なく少し苦しい攻め
そして木村九段の攻めを潰しにかかる一手
こういう、相手が無理して攻めている時は自分は無理をせずに相手の手の流れに沿って指すといいですね
さあ、急かされている永瀬叡王
無理やり端から拾った一歩でなんとか龍を作った
しかし徹底している木村九段
永瀬叡王の攻め駒を攻め続ける
龍を作れてもその龍が仕事をしなければ意味が無い
龍を使わせていないので木村九段が優勢だ
そして攻めに転じる木村九段
バチン!!と駒音が聞こえてきそうな一手
完全に急所を攻めている
右辺を食い破った木村九段
次は左辺だ。馬を作って逃がさない
挟撃は将棋の基本だ
手筋を繰り出す永瀬叡王
だが、足りない
木村九段の完勝となった
竜王戦(豊島名人vs渡辺三冠)
もはや棋界のツートップ。今期だけで6局も対局がある。
実力は互角だ
いきなり豊島名人が仕掛ける
よくある展開だが、桂馬を捨てるのはやはりハッとする
豊島名人が攻め、渡辺三冠は力を溜めてカウンター狙いだ
じっと桂馬を打つ渡辺三冠
飛車を周り攻めを厚くする豊島名人
1箇所だけでは攻めは決まらない
小洒落た一手がでた!
読みの入った鋭い手だ。7二歩!
実は恐ろしい狙いを秘めている
そして一気呵成の攻め!!
さあ終盤戦、どちらの攻めが厳しいのか
金を犠牲に豊島名人の玉頭に手をつける渡辺三冠
じっと腰を据えて読み切る豊島名人
複雑な変化があるが勝ちを読み切ったか!?
最後の決め手だ
もはや攻防に望みのない渡辺三冠
豊島名人の完勝だった
竜王戦(豊島名人vs渡辺三冠)
もはや棋界のツートップ。今期だけで6局も対局がある。
実力は互角だ
いきなり豊島名人が仕掛ける
よくある展開だが、桂馬を捨てるのはやはりハッとする
豊島名人が攻め、渡辺三冠は力を溜めてカウンター狙いだ
じっと桂馬を打つ渡辺三冠
飛車を周り攻めを厚くする豊島名人
1箇所だけでは攻めは決まらない
小洒落た一手がでた!
読みの入った鋭い手だ。7二歩!
実は恐ろしい狙いを秘めている
そして一気呵成の攻め!!
さあ終盤戦、どちらの攻めが厳しいのか
金を犠牲に豊島名人の玉頭に手をつける渡辺三冠
じっと腰を据えて読み切る豊島名人
複雑な変化があるが勝ちを読み切ったか!?
最後の決め手だ
もはや攻防に望みのない渡辺三冠
豊島名人の完勝だった
朝日杯将棋オープン(長岡五段vs室岡七段)
手筋満載だった両者の対局から勉強してみよう
室岡七段だけ飛車が捌けている格好
上手く飛車を使いたい長岡五段
この歩を合わせるのが手筋だ!
同歩なら同飛車から右辺へ飛車を展開できる
室岡七段としてはこの歩を取ることはできない。
しかしこの歩が最後に詰みに利いてくるのだから将棋は恐ろしいものだ
さて、局面はすすみ
5八金とただで捨てる!
これが手筋の一着だ
長岡五段は同金と取るしかない。
そこで3九銀と打ち1八玉と追い込んでから6九龍!!!
次に5八金を取ると詰めろになる
長岡五段は上部脱出にかけるしかない。
そして一閃
はるか昔に打った7四歩を成り捨ててから
さらに飛車切り!
華麗に詰ましきった!!
第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント(松尾八段vs都成五段)
挑戦者決定トーナメントまで上がってきた両者
常に好成績を残しつつもあと一歩が届かない松尾八段 と 苦しい奨励会を上がって着実に勝ち星を重ねる都成五段の対局だ。
よくある出だしから仕掛けの局面
互いに相手の急所を攻める
松尾八段の実直な指し手は大好きです
この一手はぜひ覚えておきたい
飛車を近づけて受けることで桂馬を打つスペースを無くしている
松尾八段が上手く攻めていたが決め手を与えない都成五段
と金攻めをまにあわせる。
なんとも手がない松尾八段。
悔しい投了となった。
竜王戦2組昇級者決定戦(斎藤王座vs澤田六段)
じっくりした対局になりました。
100手目の局面で中盤あたりです。
互いに固く囲い合い、飛車と角を取り合っている
ひと目は穴熊が固く、飛車も持っていて斎藤王座が模様良しに見えます
しかし澤田六段からの端攻めも厳しく見えるのでまだむずかしい勝負か
しかし上手く攻めていく斎藤王座
あっという間に寄せきってしまった…強い…
王位戦第2局(豊島王位vs木村挑戦者)
第2局ですね!
豊島王位が攻め込むが、さすがの受けの名手木村挑戦者。
序盤の豊島王位の攻めを手厚く受けて優位を築く
ただでは負けられない豊島王位はなんとか攻めの手を繰り出していく
そして豊島王位の攻めが繋がり始めた
2日目の午後のことだ。
1日半かけて築いた優位が、豊島王位のこの一手で崩された
この手はノータイムで指された。
確かに直前の木村挑戦者の6六銀は危険な手だった。
その手に対してノータイム
「読み筋ですよ。ここからは私が優位ですよ」
と言わんばかりの指し手だ。
1度バラバラになった陣形を戻すのは至難の業。
あっという間に差をつけられ無念の投了となった