第5期叡王戦七段予選(片上七段vs宮田七段)
三間飛車の出だしから片上七段が桂頭を攻める。
金をあがって受けるしかない。
6三と受ける。
そして局面を落ち着けてから位に反発していく!
互いに主導権を奪い合う
しかしここで形勢が傾き始める。
宮田七段が抜け出したようだ。
華麗にさばいて駒得を重ねる。
じっとしていてはじり貧の片上七段。
攻め合いにすべてをかける。
しかし手堅い受けの宮田七段
自玉周りに駒を増やしながら敵の駒を攻めていく。
さらには馬まで引き付けて完全に手厚い体制の宮田七段!
ここは差が開いているようだ。
そして最後は宮田七段、さすが詰将棋の名手。
華麗に詰ませて収束だ
3九の銀から投了図まで、手筋満載の詰み筋なので、ぜひ皆さんも考えてもらいたい。