王将戦(三浦九段vs斎藤王座)
トッププロ同士の対局
期待に裏切らず大熱戦となった。
本局、ぜひ並べて頂きたい。
熱戦すぎて、一手だけの紹介とする予定が三手も気になる手が出来た
互いに均衡のとれた局面
大駒を捌き合う展開なので、上手く敵陣を突破していきたいが
自陣飛車!!
なんとも視野が広い
馬を消されたくない斎藤王座
2八桂馬と持ち駒を使うがいかにも辛い(実践はいい勝負だが)
次の局面!
先程よりも激しくなってきた
終盤戦の入口だろうか。
「終盤は駒の損得よりも速度」という格言はよく使われるが
9二香車!!
香車を取られないため(取っても9二の働きが悪いところにするため)にふわりと香車を浮く
なんともじっくりした手が見えるものだ…
次の局面!!
相手の玉に迫りたい局面
しかし狙うのは馬!
この攻めがほんとに早いのか、と疑問だが実践では厳しい攻めとなっている。
アマの第一感とプロの深い読みにはここまで差があるのか…と唖然とする手です