観る将から指す将へ〜藤井聡太とどうぶつ将棋〜

主に藤井七段さんのプロ棋戦の棋譜の解説と、自分のどうぶつ将棋を元に振り返り兼勉強をやっていきます!

王座戦(永瀬叡王vs佐藤天彦九段)

若手と中堅、どちらの呼び方が良いのか。

ともにタイトル経験者の注目の一局。

さて、局面は佐藤九段から積極的に攻めている局面。

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相手の駒も多く簡単には攻め切れないか。

 

ここで銀をただ捨てする勝負手

同銀なら9九角成とすることができる。

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ここは相手の注文にのる永瀬叡王

 

しかし桂馬までは取らせない永瀬叡王

この金上がりが一段飛車の利きを通して味のよい一着。f:id:fffukken:20190720120427p:plain

 

8八歩とつなぐが、駒を根こそぎ取る永瀬叡王。桂馬に当てている。

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そして反撃に転じる永瀬叡王

一手にして厳しいのが一目瞭然だ

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佐藤九段も馬を活用して粘りに入るが、この金が手厚い。

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この金を取ると同角が飛車にあたる

 

どんどん自分の駒を増やしていく。

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佐藤九段もただでは負けない。

相手の攻め駒を攻めていく。

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しかし次の3四桂が厳しい。

佐藤九段の投了となった。