第67期王座戦挑戦者決定戦(永瀬叡王vs豊島名人)
斎藤王座へ挑戦するのはどちらか!豊島名人と永瀬叡王の注目の一局だ!!
さて、矢倉の出だしから。
永瀬叡王が攻めだす
銀交換になってから、豊島名人の力強い金あがり!!3三金!
これは予想外だろう
2二銀と打って確実な駒得を目指す永瀬叡王
かまわず攻める豊島名人。6五歩!
豊島名人は玉を遠ざけ、1段飛車で1一にいた成銀を攻める。
じっと引く永瀬叡王
このままでは駒損が残る豊島名人
盤上の駒を活用していく。
しかし駒損は確実な差となっている。
苦しくなってきた豊島名人。
角の活用を図るが、じっと3七歩と受けられる。
そして得した今日で玉頭を制圧していく
普通の手では勝てない豊島名人
異筋の銀打ちで打開を目指す
玉頭では負けられない永瀬叡王
桂馬を足している。
足した桂頭を攻める
苦しい豊島名人
一度逃げた飛車を再度活用
厳しい桂打ち。
再度の桂打ち
苦しい豊島名人
桂馬の足し算
端もやぶる永瀬叡王
じわじわと追い詰めていく。
永瀬叡王の棋風だ
なんとか攻めの糸口を作りたい豊島名人
豊島名人も反撃するが、がっちり受け止められる。
反撃も受け止められ、豊島名人の投了となった。