観る将から指す将へ〜藤井聡太とどうぶつ将棋〜

主に藤井七段さんのプロ棋戦の棋譜の解説と、自分のどうぶつ将棋を元に振り返り兼勉強をやっていきます!

新しく四段になる渡邊和史さんってどんな人?奨励会って?

新しい四段の誕生です!!

その名も「渡邊 和史」さんです。

 

現在は奨励会の三段

2019年8月15日の三段リーグの対局の結果から、最終局を前に昇段を決めました。10月1日付けで四段昇段となります。

では渡邊和史さんについて詳しく見てみましょう。

 

1、プロフィール

2、経歴

3、奨励会って?

4、昇段にあたって周りの反応

5、プロ入りを決めた対局を見てみよう!

 

1、プロフィール日本将棋連盟公式HPより)

生年月日
1994年10月6日生まれ (24歳)
出身
東京都新宿区
師匠
豊川孝弘七段
奨励会入会
2008年2月
三段リーグ入り
2013年10月(第54回奨励会三段リーグから)
得意戦法
角換わり
将棋を始めたきっかけ
5歳頃に父から教わりました。

【本人のコメント】
「最終日の前に昇段を決められたのは望外の結果でした。これからもしっかり 精進して上位で活躍できる棋士になりたいです。

 

2、経歴

 

24歳で奨励会を卒業。

藤井聡太さんが2016年に14歳でプロになったのに比べるとかなり遅いように見えます。しかし、プロになるのはとっっっっっっっても大変なこと。

奨励会には年齢制限があって、26歳になっても四段に上がれなかったら強制的に退会させられます。そして年齢制限を迎えて無念の退会となってプロになれない人も多いです。。。悲しいですが、それが現実です。

24歳でプロ入りは全然遅くはない年齢でしょう。

 

2008年に奨励会に入会してからはや11年

つまり13歳から将来の夢に向かって苦しい戦いを勝ち抜いてきたのです。

 

三段リーグに入ったのは2013年。12期(=6年)もの間、3段リーグという最も苦しい時を戦い抜いてきました。

 

実は三段リーグの1期目が1勝17敗という結果

昇段仕立ての渡邊和史さんには苦い結果だったと思います。

しかし三段リーグで苦しんだ人ほどプロに入ってから結果を残せる、とも言われています。活躍に期待ですね!

 

 

3、奨励会とはWikipediaより)

 

奨励会で三段まで上がり、さらに所定の成績を収めると、四段に昇段( = プロ入り)をする(「フリークラス編入試験」という例外を除く)。

奨励会は、関東奨励会と関西奨励会の2つに分かれており、二段まではそれぞれの奨励会の中で対局する。研修会は、関東研修会、関西研修会、東海研修会、九州研修会の4つに分かれている。

対局は、関東奨励会・関東研修会が将棋会館(東京都渋谷区千駄ヶ谷)、関西奨励会・関西研修会が関西将棋会館大阪市福島区)で行われる。東海研修会の対局は、名古屋市中区の板谷将棋記念室で、九州研修会の対局は福岡市中央区の電気ビル・共創館で行われる。

 

そして四段昇段の条件は

四段昇段( = プロ入り)三段リーグ通過で昇段。

 

4、昇段にあたっての周りの人の反応

 

まずは本人のツイートを 

 

 かなり謙虚なコメントです。

これからも応援し続けます。

 

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たくさんの方がお祝いしてますね

 

そして師匠の豊川七段からのツイート

 

 

 なにより一番喜んだのは師匠の豊川七段でしょう。

たった短い2つのツイートですが、喜びようが伝わってきます。

 

一番弟子!一番星!って(笑)

おやじギャグが得意な豊川七段らしいですね(笑)

リプライもたくさんもらってます

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女流棋士中村まりかさんからも祝福の言葉が

 

たくさんの方から応援されていましたね。

渡邊和史新四段の人徳あってのことでしょう

 

5、プロ入りを決めた対局を見てみよう!

 

***棋譜を探しています。更新までお待ちください***